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2005年 11月 23日

汽船が着く

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この季節の海は、太陽が低いせいか、一日中、ずっとキラキラと輝いている。



こんな海を見る度に思い出すのが 、大島弓子の漫画「金髪の草原」の中の「 ぼくの夢ではいつもこういうよい気分のとき窓辺で念じると黄金色の原っぱに汽船が到着するんです」というセリフ。そのシーンは自分の頭の中では既に自分の原風景みたいなものになっていて、それと似たような光景を見る度に、何故か涙が流れたりしてしまう。

その汽船が何を運んでくるのか、持ち去るのか、誰を運んでくるのか、誰かを連れ去っていくのかは判らないけれど、以前は漫画の主人公のように、そんなものをずっと待っていたような気もする。過去と未来だけで、「今」の自分が欠けていたような、そんな日々。
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by foujita | 2005-11-23 16:54 | 景色


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